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読んだ本と感想を書きます。
気になる本があれば参考になるとうれしいです。
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期間 : 2024/11/25 ~ 12/25
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感想 :
マネージメントに関する2冊目の本となりました。「最近そろそろ管理系の仕事はどうかね?」という声が聞こえてくることもあり、自分としても現場でやれることの限界を感じてきているので、食わず嫌いをやめてそろそろ一回管理系の業務をやってみるのもいいかなと考え始めています。
本書の内容は、筆者の経験をもとにアソシエイトエンジニアから企業のCTOまでのそれぞれの役職に応じた考え方を学べる内容になっています。 私の今の現状だとちょうど3章の「テックリード」の章が当てはまりました。 「テックリード」と書くとなんだか仰々しいなと思いながら読んでいると言葉を以下と定義していました。
プロジェクトに携わるエンジニアチームの「技術上のリーダ」のこと
上記のように書くと少しイメージしやすく感じました。 本書に記載された内容を要約すると以下のようになりました。
1. コードも書く 2. 上層部との連絡役・話し合いの場でチームの代表を務める 3. 機能をデリバリするための計画を練る 4. プロジェクト管理の大部分を細部まで担当する 5. 各メンバと週1回 1on1を実施する 6. 各メンバの進捗管理 7. 各メンバのキャリアアップのためのフィードバック・支援
まぁ、大変そうですね。 作業だけに集中すればよいのではなく、プロジェクト、人、の管理が入ってきます。 さらにコードも書くとくるので3拍子そろってうまくやらないといけないわけですね。
コードを書く部分に関しては以下のような紹介もありました。
[テックリードとは] (ソフトウェアの) 開発チームに対する責任を担い、 最低でも自身の職務時間の3割はチームと共にコードを各作業に充てているリーダのこと
ただ管理一辺倒ではなく、自分で手を動かす必要もあるという視点は良い収穫でした。 これまでは、「管理のみをすべき」ということをよく聞いていたので、「手を動かすことができなくなったらどうしよう」という不安もありました。
技術的なスキルの他にも「人的管理」「プロジェクト管理」を勉強していく必要があるなと感じたこの頃です。 最近では、「マイクロマネジメントによっていろいろな弊害が出てしまった」とか「意図せずパワハラと受け取られてしまった」とか管理に関する失敗談を耳にすることもあります。
管理に関してはこれからもっと勉強していかないとなと思いました。 本書の巻末でも触れられていた以下の言葉を意識して、少しずつ実践と知識をつけていきたいと思いました。
「人の管理がうまくなりたければ、自分自身を管理できるようにならなければならない」
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期間 : 2024/11/10 ~ 11/25
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感想 :
今までこういったマネージメントに関する本を読んだことはなく今回初のマネージメント関連の読書となりました。普段の仕事では手を動かして問題を解決するいわば「メンバー」的な働き方を中心にしておりマネージメントを行う立場にはないのですが、最近うまくいかないプロジェクトにあたることが多く「メンバーとしてどんだけ頑張っても限界があるのでは?」と思うことがたびたびありました。
現在のもやもやを解消するヒントになることがあればと思い本書を読むことにしました。
本書の中で印象に残っているのは、「大聖堂とバザール」「リーダー、マネージャーも人である」「マネージャーのアウトプット = あなたのチームのアウトプット + あなたが影響を与えた他のチームのアウトプット」という考え方です。
「マネージャーのアウトプット = あなたのチームのアウトプット + あなたが影響を与えた他のチームのアウトプット」という考え方は、ただ単にタスクをこなすメンバーであれば消化したチケット数や解決した課題など目で分かりやすい指標がありますがマネージャーは何を指標にするんだろうという疑問を解消してくれました。メンバーやほかのチームに対して適切なコミュニケーションを通じて良い影響を与えパフォーマンス、アウトプットを良いものにするという、メンバー視点では自分があまり持っていない考えでした。
メンバーの視点では自分の担当範囲に集中しがちですが、マネージャーは全体の視点で成果を最大化するのが仕事なんだとあらためて感じました。 本書の中ではマネージャーの重要な仕事として以下の4つが紹介されていました。
1. 情報収集 2. 意思決定 3. ナッジング 4. ロールモデル ``` マネジメントを行っていないメンバーとしても上司との付き合い方について参考になる箇所も紹介されていたので、現在マネージャーでなくても視野を広げたい方にもおすすめできる書籍だと思いました。
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