タプルとは、どのような型の組み合わせでも扱える、immutable(不変)なデータ構造です。括弧とコンマで構成され、インデックスで参照できます。
julia> (1,2)
(1, 2)
julia> t = (1, "abc", 3.4)
(1, "abc", 3.4)
julia> t[3]
3.4
タプルの各要素には名前を付けることができます。インデックスでの参照に加え、ドット(.
)の後に名前を付けて参照することもできます。
julia> t = (a=1, b="abc", c=3.4)
(a = 1, b = "abc", c = 3.4)
julia> t.b
"abc"
julia> t[1]
1
なお、タプルの要素一つでも名前を付けた場合は、全要素に付ける必要があるので注意が必要です。