所属研究室の鈴木一平さんが開発した,Webカメラの映像に自動字幕を重ねるWebページでは,自分の音声しか認識できない問題があります. ハードウェアのオーディオインターフェースを用意することで,相手の音声を認識することが可能になります. しかし,オーディオインターフェースを用意できない方はどうすれば良いかわからない問題があります. そこで,オーディオインターフェースを用いない代わり仮想オーディオインターフェースを用いて認識する方法の2つのパターンを紹介します.
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Soundflowerをダウンロード&インストールする
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Audio MIDI Setupを起動する(音声を聞くためにスピーカーも用いたい方向けです.スピーカー不要な方は飛ばして構いません.)
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- マイク入力をSoundflower (2ch)に設定する
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Web会議システムのZoomを起動する
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SoundflowerとLadioCastをダウンロード&インストールする
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Audio MIDI Setupを起動する
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Muliti-Output Deviceの作成(音声を聞くためにスピーカーも用いたい方向けです.スピーカー不要な方は飛ばして構いません.)
- +をクリックし,Muliti-Output Devicを選択する
- Muliti-Output Deviceの設定画面で使うデバイスにチェックを入れる
- Soundflower (2ch) ,MacBook Pro Speakersの2つ
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- +をクリックし,Create Aggregate Deviceを選択する
- Aggregate Deviceの設定画面で使うデバイスにチェックを入れる
- Soundflower (64ch) ,MacBook Pro Microphoneの2つ
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LabioCastを起動する
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- マイク入力をAggregate Deviceに設定する
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Web会議システムのZoomを起動する
Soundfolowerだけではなく,BlackHoleもあります. BlackHole
また,仮想オーディオとルーティングを一緒に実施できるソフトもありますが,課金制となっております. Loopback