一言でいうと
誤差補償型QSGD(ECQ-SGD)の提案と理論分析.
論文リンク
http://proceedings.mlr.press/v80/wu18d/wu18d.pdf
著者/所属機関
Jiaxiang Wu,Weidong Huang,Junzhou Huang,Tong Zhang
(Tencent AI Lab)
投稿日付(yyyy/MM/dd)
2018/01/21
概要
勾配の圧縮を行うと,量子化誤差が発生し,収束が遅くなったり発散することがある.既存手法の1Bit-SGDでは,現在の局所勾配を前回のイテレーションからの量子化誤差で補正してから,量子化関数に投入しており,これにより収束の挙動が改善されたとしているが,理論的な分析はされていない.
そこで,過去の全ての量子化誤差を蓄積して誤差フィードバックを行うECQ-SGDを提案した.
実験的に高速・安定した収束を示し,理論的にもQSGDよりも厳しいケースにおいて誤差境界を収束することを証明.
新規性・差分
- 過去の全ての量子化誤差を蓄積して誤差フィードバックを行う手法を提案
- 理論的に収束を保証
手法
過去の全ての量子化誤差を蓄積した上で圧縮.



結果





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